令和6年2月10日(土曜日)に太宰府市では、「令和の万葉大茶会 太宰府大会」が開催されます。それと連動し、下記の観光イベントを実施いたします。
広く一般の方、観光客の方にご覧いただきたく、ぜひご来場ください。
大宰府政庁跡にて、「梅花の宴 再現」実施。
梅花の宴とは、『万葉集』におさめられている梅花の歌三十二首が詠まれた歌の席で、この歌の序文から元号「令和」は名づけられました。
万葉集の編纂者とされる大伴家持の父である大伴旅人が大宰帥(長官)として赴任していた時、当時はめずらしかった梅の花を愛で、32首の歌を詠みあった「梅花の宴」は、まさにうるわしいひとときであったことでしょう。そんな歴史的風景を、現代に再現します。
今回、特別企画として、燃料電池キッチンカー”FoodCamper"による、「特製ブイヤベース」(80食)及び「太宰府名物 梅ヶ枝餅」(500個)のおもてなし配布(無料)を実施します。
実施場所:坂本八幡宮駐車場 実施時間:12:30~ 配布商品終了まで
※2月10日(土)のみの実施となります。
※11:30~とご案内しておりましたが、12:30~に変更となります。ご了承ください。
※ブイヤベースは、「福島県双葉郡浪江町の請戸漁港」の海産物や「令和6年能登半島地震で被災
された富山県高岡市」の青果を利用して調理された特製の逸品です。
ぜひ、大宰府政庁跡にお越しください!
「梅花の宴 再現」の後、参加者による、万葉衣装を着用しての、パレードを、太宰府天満宮参道にて実施いたします(西鉄太宰府駅出発→太宰府天満宮へ移動)。
万葉衣装に彩られた参道を見ることができる、特別な時間です。
いつもとは違った風景の太宰府天満宮参道をお楽しみいただくことができます。
ぜひ、古の時代の風景をご覧ください。
上野 誠 氏
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)、
奈良大学 名誉教授
同日に大宰府にて行われる「令和の万葉大茶会 太宰府大会」とタイアップした特別講演会を開催します。
上野先生の「旅人と家持」をテーマとした講演会を中心に、環境省による「令和のふるさとで未来を考える~地域がはぐくむ環境ビジネスとくらし~」、万葉集ゆかりの自治体紹介等、「万葉」にちなんだ講演内容となっております。
ぜひ、アカデミックで楽しい万葉の世界をご体験ください。
展示場所:太宰府館(福岡県太宰府市宰府3丁目2−3)
平成10年(1998年)設立以来、松尾セイ子会長を中心に、「万葉故地として名高い筑紫に居住することを誇りとして、学習を通じて会員相互の親睦と教養の向上を図る。」を目的に、活動する地域づくり団体「大宰府万葉会」。
令和の歩み、旅人・家持親子のストーリー等、「令和の都だざいふ」をより一層楽しむことができる展示を行います。ぜひ、お越し下さい。